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2012年07月14日

上野ヶ原古戦場跡

 あまり知られていないと思いますが、湯尾峠を上るあたりに上野ヶ原の合戦がありました。

 時は鎌倉時代から室町時代に変わろうとするとき。
 鎌倉幕府を倒して建武の親政を行われた後醍醐天皇が、足利尊氏の謀反によって失脚。
 恒良親王を擁し、新田義貞らが金ヶ崎城に拠って再挙を図った。
 瓜生保らは義貞に加担し足利高経の軍と各地で激戦を繰り広げたが、義貞は燈明寺畷(なわて)で、保は樫曲で戦死した。
 劇乱の時代であった。
 この争乱で延元元年(1336)11月23日、瓜生保は湯尾を除く周囲4,5里の間の宿を一軒も残さず焼き払い、高師泰の軍を湯尾に誘い込んだ。
 大雪の中をやっとたどり着き、寝込んだ敵軍に夜襲をかけ、湯尾峠の要害を争って、ここ上野ヶ原で一大決戦が行われた。
 この戦いで生け捕り300人、打たれたもの数知れず、ようやく逃げ延びたものも武具を捨て、弓矢を持つ者は一人もいなかった。


 今では何事もなかったかのように家や畑が広がっています。

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posted by 兵三(ひょうさ) at 06:42| Comment(0) | 史跡・文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする